英文法学習の効率について
今日は英文法学習の効率についてです。
これは、自分が大学院を受験するために第2外国語のフランス語をほぼゼロから勉強しなおすことになった時に気づいたことです。
大学入学当時は、大学院受験など全く考えず、第2外国語もなんとなくフランス語だっただけで、勉強に熱心な学生ではありませんでした。
何をしていたかというと…会社勤めは向いていなさそうだということはうっすらと感じていたものの、他に何ができて、どうやって生きていったらいいのか、たぶん途方に暮れながら、本を読んだり音楽を聴いたり、映画を見たりと、今にして思えば、大学生の間ずっと現実逃避していた気がします。
そんなわけで、大学院入試を決めたとき、フランス語の知識がゼロの状態で(もしかしたら1回くらい単位を落として翌年履修しなおしていたかもしれません。忘れましたが。)、比較的短期間(といっても半年から1年)で入試に間に合うくらいまで仕上げなければなりませんでした。
ということで、決意してから文法書を買い、アルファベットの読み方から始め、読んで訳せるようになるのに必要な文法と単語を一気に独学することになったのですが、
たしか1月くらいで文法の重要事項を例文とともに強引に頭に入れ、それからすぐフランス語で書かれた小説などを辞書を引きつつ読み、音読し、単語を覚え…、大学院入試対策の問題集でフランス語の問題を解き…を繰り返した記憶があります。
私はフランス語学習で実感したわけですが、この「一気に最初に文法を頭に入れる」というのが、実は他の言語、特に英語に関しても一番効率的なのではないか、と気づきました。
もちろん英語は、大学入試レベルであっても、フランス語よりははるかに覚える必要のある単語数も多く、また、英語に関しては、一応中学英語が身についていることが前提です。
それでも、大学入試の英文法は20時間くらい連続して一気に基礎を頭に入れ、そのまま読解に移行し、読解で様々な文章に触れつつ、文法事項の確認をしたり、単語の意味を覚えたり、さらに細かい知識を身に着けたりするのが、絶対効率的なはずです。
多くの学校や塾や予備校では、どの学年でもおそらく毎週新しい単元を学習しつつ、ほぼ1年かけて文法を身に着けるカリキュラムになっているはずで、週1ペースでの授業だと、そういう進度にならざる得ないのでしょうが、
文法に関しては冬や夏や春などまとまった休みを利用して、週5×2コマ2週間、週3×2コマ3~4週間くらいのペースで授業を組んで、長くかかってもせいぜい1か月くらいで文法の基礎を完成というのが理想的だと思います。
具体的にどういう単元を一気にやる必要があるかというと、
①文型
②助動詞
③時制
④準動詞(不定詞)
⑤準動詞(動名詞)
⑥準動詞(分詞)
⑦名詞節
⑧形容詞節
⑨副詞節
⓾仮定法
⑪比較
といったところでしょうか。
他にももちろん必要な項目(代名詞や否定、倒置など)もありますが、まずは①~⑪くらいの基礎を学習して、あとは簡単な英文からはじめて、読解に取り組みつつ枝葉をつけていく、というほうが効率がいいと思います。
個別だと、理想に近い時間設定で授業が組めるので、これから本格的な受験対策に入るという高1高2生にはぜひ試してもらいたいと思います。
ところで。
成城英数個別教室では、12月23日に特別授業を行います。
科目は英語、学習テーマは、苦手な人も多い『that節とwhat節』です。
日時 12月23日13時~15時
場所 成城英数個別教室
参加費 3000円
お問い合わせはこちらまで。
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成城英数個別教室
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