センター試験を乗り切る!②
センター試験の英語を乗り切るコツの後編で読解部分の続きです。
第5問第6問については前回のお話の通りです。
今日は第3問についてです。Aの不要文を削除問題ですが、テーマ(第1文)は当然ですが読み飛ばさず、文と文との関係性に注意しつつ読んでいきます。指示代名詞やディスコースマーカーはヒントになる場合もありますが、ひっかけとして使われる場合もあるので要注意です。展開の仕方としては様々ですが、たとえば、
①全体としてはある物事のメリットを述べている中に、1文だけデメリットが紛れ込んでいる
② 〃 ある物事の性質を述べている中に、1文だけ他のものとの比較が紛れている
③ 〃 ある物事のある側面を詳細に述べている中に、1文だけ他の面が紛れている
などです。
このタイプの問題は、初めて解いた時にはびっくりして「ぜんぜんできない」という生徒さんもいるのですが、第3問Aの過去問をまとめて解いて練習すると、ほぼ正解できるようになるので、頑張りましょう。
第3問Bは意見の要約です。第5問第6問にも共通して言えることですが、設問選択肢を先読みしましょう。さらに、Bでは、何についてのディスカッションかあらかじめ日本語で書かれているので、もしも時間的に厳しいなら、司会者の役割をする最初の人物の発言は読まなくてもよさそうです。発言者はそれぞれ、全く異なる意見か、前者に同意する場合は前者とは異なる理由付けがなされているはず、というのもポイントです。また、選択肢の語数が少なめの場合は、消去法を用いても読む労力的には軽い負担で乗り切れるはずです。
頑張りましょう。
次回は文法部分についてです。
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