2018兵庫医科 数学
解いたので今度は忘れないうちにコメントをあげます。
関東圏内の生徒は、金沢医、岩手医、福岡などは受けるのにこちらはあまり受けないのですが、福岡や岩手の数学がそんなに解きやすくないことを考えると、こちらの大学の方が数学的にはおススメかもしれません。
私も昨年度は受ける生徒がいなかったりで毎年解いているわけではないのですが、前までと比較して易化したと感じました。時間も90分あり、大問が3つなのでその点もいいですね。細かく見ると、大問1と大問2が小問が4つ、大問3が小問が3つで問題が少ないわけでもないのですが。これぐらいだと、全ての問題に目を通しやすいとは思います。
【コメント】90分150点満点
大問1 数ⅠAの小問 配点80
(1)(2) オリジナルテキストで的中!
易だが(2)の方べきの定理はは意外に質問が多いところです。
(3)これは途中でやめてしまう人が多いかと
(4)見掛け倒し
これよりもう少しレベル上問題で的中!
大問2 数Ⅲ微積 配点40 有名関数と証明
これは浪人生は塾や問題集で1度は経験しているだろう問題ですが、現役で数Ⅲが間に合ってない人には難しく感じてしまうかも
(4)の誘導が個人的にはいらない、普通にやる方が楽です。
大問3 確率漸化式 数Ⅰと数B 配点30
確率に苦手意識を持っている生徒はが引いてしまいそうですが、よく読むとそうでもないです。
最低でも(1)はやらなきゃ損な問題です。(2)より(3)のが簡単です。
【総評】
・ここの数学の問題は、実際より難しく見えるようです。定義域を「閉区間~」と書いたり。それで、先週受けるのを迷ってしまった生徒もいる位で。まずは、読んでみましょう。
・記述対策をする。部分点を貰う。
・入試日が東邦、帝京、兵庫医と重なるので、受験層が分かれてれ倍率が下がるかも。元々ここは低めですが。でも帝京の数学も易化してるので、どっちを受けるかなんとも悩ましいです。帝京と迷ってる方は他の科目で決めるのが良いかもです。
・確率漸化式は確率が苦手な人でもコツをつかみやすいです。オリジナルテキストでも3回出てきます。頻出なので練習しましょう!
・赤本の解答はいまいちでした ほかの解答を見つけた方が良いかもです。
それではまた。
写真は、渋谷のヒカリエ前と最近利用した中央線沿線の会議室になります。
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