迫るセンター出願と河合マーク模試の活用

あっという間に9月も終わりに近づいてきました。この業界にいるからか、本当に時間が経つのが速いです。

もうすぐセンターの出願の時期ですが迷っている人もいるようで、こんな相談がよく来ます。

「マーク模試が悪いので出願をやめようと思う」「間に合わなそうなので、センター利用をやめたい」等々。結論から言うと、殆どの人はセンターは受けたほうが良いと言えます。

実際に獣医や私大医学部でセンター利用が出来ればラッキーですが、そうでなくても模試をうまく活用すれば、試験慣れ、時間配分、知識の整理等で私大の一般入試の1次試験対策にはなるからです。

10月28日の第三回マーク模試、11月25日のセンタープレ、1月19日20日のセンター試験を目安に逆算して目標を立てていく事が大切です。

実際に一昨年の生徒では、この時期に英語が200点中半分位だった生徒が練習により170点弱に上がっています。数学も6割から平均8割強へ。その生徒さんは獣医志望だったのですが、その年の北里の点数にちょっと足らずで残念かと思いきや、そこで得たスピード感で私大の試験で時間が余るようになり、合格をゲット出来ました。

最初はどの科目も解くのが遅いのがネックだったのが解消されたといいます。英語に至っては、英語のクラスの先生も衝撃を受けるほどの伸び方でした。私から見ると、本当に努力家の生徒でした。


現役の医学部志望の生徒さんで、私大すべて落ちたけれども、杏林のセンター利用だけ通った人もいました。ただ、これはレアなケースで真似は危険ですが。

現役で数Ⅲが間にあわず切ろうというというのであれば、私大の志望校を絞る&このケースに賭けるのはありかとも思います。


もう少し具体的な話を数学を例にとってします。

今の時点で得点率が平均6割の人は、まだまだ本番で8割5分は狙えます。これからの4週間でセンターの単元別プリントをさらって、マーク用問題集セットを繰り返し、第3回マークでは8割5分を狙い実際には7~8割、次のセンタープレでは9割を狙い実際には7割5分~8割5分、本番では9割5分を狙い実際には8割5分以上といったラインで行けるように軌道修正しながら勉強していきます。

第3回マークからセンタープレまでは4週間ですが、その後1月19日のセンター試験本番まではナントその倍の8週間近くもあるのですよ!

今の時点で4割以下の人は、個人差があって、上にあげたラインを訂正して勉強していきある程度まで伸ばせる人もいれば、全体的な学力不足がみられるので、苦手分野を一つずつつぶしていき、その確認テストに使う手もあります。

いずれにしても、何かしらタイムターブルとなる物を取り入れて勉強していきましょう!

igakubutonai@yahoo.co.jp

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