金沢医科大学の初の後期入試
2018年から金沢医科大学の後期試験が始まりました。
数Ⅲがないとの事で、どんな出題になるのか!?
金沢医科大学の前期の数学は大問が4問でそのうち数Ⅲが2問出されるのが恒例なので興味深く思ってましたが、やっと赤本が来たので解いてみました。
【前期】ー60分で4題
・1は確率、3と4は数Ⅲで例年通り。数Ⅲは微積と複素数平面
・2が毎年変わり、今年は空間ベクトル、やや皆が苦手とするところまでの出題だが、二つの解法のうち、変数を少なく置く方を使うべし!
・4は計 算力が必要。未知定数が多い、積分計算で割り算を使うなど、ミスしそう・・。
・1の確率は特徴ある問題。2つの試行が絡むこちらの独特の問題。ややセンター的だが、思わぬ時間をとられる可能性が。
【後期】ー60分で4題
・今年初の後期、数Ⅲはなし!
・前期とは出題分野の被りがゼロ!
・メインは2次関数と三角関数!
・2つの分野の融合問題が多いのが特徴!
・1は2次関数と微積、2は数列と指数対数、3は2次関数と三角関数、4は三角関数(和積の公式、合成)
・1は計算の工夫力や気付く力がないと厳しい。必要ない計算をしてしまう人が多かったかも。
総評
・どちらも計算力や計算テクニックが必要
・難問奇問はなし
・前期なら数Ⅲメインに勉強するべき
・後期はこれを見る限りでは三角関数と2次関数メイン、あとは数列、ベクトル
・市販の問題集で対策をとるなら河合のマーク式問題集(黒本)が近いか、ただし数Ⅲ以外
以上 お役にたてばと思います!!
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